鴨穂打ち無双網
鴨無双網が多くの愛好者が居る狩です。それぞれ片無双、穂打ち無双、猟場は田んぼ、沼地の辺、河川敷内と様々で狩をする人の住む場所で
選ぶ事に成ります。行動範囲の広い鴨は追いかける狩では無く、相手が来てくれるのを待つ狩なのです。都会在住の為ゆえ自家たんぼも無く、
府県管理の河川敷内で銃猟禁止区域の場所が専ら私の狩場としています場所選びは昼間に鴨の居る所は休息であり、日暮れに成ると遠くの餌場に
移動して仕舞うので、それを無視して外の場所を探す事です。まず夜に鴨が餌ばみ来る所を探す事です、とろ場は水深が深いので餌ばみに来る
瀬頭か瀬尻の近辺で浅い所が適当なので、その川岸の砂や小砂利を観察してすり鉢状態にほじくった、餌ばみの跡が沢山あれば日が暮れると鴨は
必ず来ます。すり鉢状の穴は川虫や動物プランクトンをはんだ跡では無くて、日光を浴びた砂や小砂利の表面積が大きいので早く暖まり青藻が
発生しそれをはんだ跡です。
陸鴨はひなから幼少の頃までは動物質の餌を自分で拾い食いしますが、成長すると例外も有りますが食べません。
12月の頃ある山間地の大岩がまばらに有る川で銃猟捕獲したマガモの素のうにはカワニナだけがびっしりと入って居ました゜
地付きのアオクビで6月末か7月頃国内生まれの当才者の、青いカモだったのかも
設置場所を決め網掛かりしない用に整地して、岸をえぐり餌場の深さはカモの頭が餌ばむ時に水没する程度掘り下げ、囲い場はカモが歩ける
程度の深さにする。浮いて泳いで居る時は出たり入ったり動きが大きく網前でまとまらないので歩かす事に成る。
次は、呼び餌をえぐり餌場に5kgj蒔き、囲い場に2kg、上下の水際3kg位い蒔き、2日3日様子を見て食べて居たら、水際は蒔きを止め
えぐり餌場と囲い場に比率に餌を蒔き、これを2日おきに3回から4回行いカモ達の場所慣れを促し、これで仕掛ける日を待つだけです。
通算で呼び餌を30kg蒔けば少なくとも30羽や40羽のカモが寄りついて居ます。この様な網場を3カ所程作り置き交互に使用して
行きます。これで網を仕掛けます、餌場に2kg囲い場は少々の誘い餌を蒔き、招待者を待つだけです西の夕焼けが黒ずむ頃になると4つ6つの
群で三々五々とおいで頂きます。始めに30m先に来た6羽のマガモすいすいと餌場に入りますそれに従い群れごとに次々と入って来ますが、
困る事が起きます囲い場の中でオス同士の餌めぐり闘争が始まり、強いオスが自分の群以外のオスだけを排除したく追い払います、感心するのは
どこの群のメス達には紳士的な振る舞いで自由に餌を食べさせます、力に自信のある他グループのオス達もどんどん餌場に挑んで来て網囲いは
支離滅裂すそうした状況のなか何とか空きを見て入り込んで来るオスなどで囲い場には20羽位いり込み始めから20分経過したので外のカモは
無視して数多く餌場に寄りついた所で頃合いを見極め網をあおります。成果はモガモ雄7羽、マガモ雌17羽、計24羽、近年11月15日初猟
大量狙いの狩はオスが少なくメスが多く成りがちで、平均に狩るので有れば5羽6羽の群を何度も狩る方がよい