丁番と手竹
スピンドルボルト
鋼パイプ
ビョウ止め
シャンクル
デンデンボルト
足杭と手竹
足杭は4pの4.5pタルキ材を30p位に切断し杭先加工を施し、杭元にはデンデンボルトの道穴を開ける
足杭表面処理はトーチランプで炙り焦がし耐久と目立たなくする

手竹には晒竹(サラシ竹)を使い根元と裏末の差の少ない竹が最良で根元直経27o竿長は網巾により1.8m〜2.7m
の竿竹を使う、竹を冬季に伐採して曲がり癖を直すため20本位を数カ所きつく束ねて、雨に当てず縦に置き
一年位い自然乾燥した竹をさらし竹と言う。尚、晒し竹は竹釣り竿に匹敵する長所持ち兼ねて居る

また竹屋で販売しているが、東南アジアからの輸入品ではたまたま竹虫の幼虫が住んで居て竹身の節と
節のあいだを喰い荒らし表皮と内皮だけで身は粉に成って居て、力が加わると折れてしまう 
尚、竹虫は六月頃の若竹の節枝付け根上部の柔らかく隙間のある所に成虫が卵を産みつける、それが孵化
して竹身の中に進入して若身を喰い成長していく幼虫が10o位に成った頃、(形態は釣りに使うクリ虫状態)
若竹は表皮も節も堅く成長してタケ虫は節間から移動出来なく成り竹身を喰いあさりながら25o位に成り
初夏迎えた頃は、堅い表皮も節も喰い破く程あごも成長して表皮に3o程度の穴をあけ這い出て脱皮羽化する
スピンドルボルト
デンデンボルト
鋼パイプ
シャンクル
足杭
手竹丁番
手竹
手竹裏末経 24o
手竹根元経 27o
手竹丈2.2m〜2.5m (8尺〜9尺)
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手竹と丁番

直径28ミリ肉厚0.6ミリ鋼製パイプにシャンクルを填め込み、四カ所鋲止め又はパイプ内面から点溶接し、デンデン
ボルトをスピンドボルトで固定する。そのパイプに竹竿をはめ込る様に切削加工を施して接合して手竹が出来あがる。
打ち込んだ足杭の道穴にデンデンボルトをねじ込むと手竹の施設は完了する。
 従来の帯丁番は、手竹と足杭をひも帯で転回出来る様に余裕を持って固定した仕様です。

丁番の構造

無双網の仕掛1
無双網の仕掛2
網狩猟の道具
1
Tetake & Tiyouban
手竹と丁番2

乳環を括る